YouTubeのネタに悩んでいる人は多いでしょう。
単純にネタが思いつかないだけでなく、どれだけ動画を投稿しても中々再生されず、伸びる企画が考えれずに困っている人も多くいるかと思います。
少し厳しい事を言いますが、現状でチャンネルが伸びていないのに自分の頭だけでネタを考えて上手くいく可能性は非常に低いです。
伸びるチャンネル程、世の中のトレンドを取り入れたり様々なデータを参考にしたりと、戦略立ててネタを考えています。
今回はYouTubeのネタを考える際に使える6つの方法を紹介していきます。動画のネタに困っている人も、今回の記事を読むと何かしらの手がかりが見つかるはずなので是非最後まで読んでみて下さい。
本記事のポイント
- YouTubeのネタを考える上で大切なのは、自分の頭だけで考えない事
- 数字を元に分析する事が大切
- 既にバズっている動画を真似るのは戦略の1つ
- 最もおすすめは、キーワードから逆算してネタを考える事
- キーワードのリサーチにはツールを活用するのがおすすめ
- 「YT Rival Finder」なら、狙うキーワードを一目で把握する事が可能
本日のポイント
YouTubeのネタを考える上で大切にすべき事
まずはYouTubeのネタを考える上で大切にすべき事を紹介していきます。
自分の頭だけで考えない
自分の頭だけで考えて「こんな動画がウケるはずだ!」と考えるのも悪い事ではありませんが、おすすめしません。
かなり長い間YouTubeをやっている人なら大丈夫かとは思いますが、大抵の場合は自分で考えているイメージと、視聴者からの見え方には大きなギャップがあります。
つまり自分が面白いと思っても、視聴者は面白いと感じないのです。
YouTubeに投稿する動画のネタを考える際には、自分の感情は抜きにして考えるのが大切です。
チャンネル内で伸びやすい形式を把握しておく
過去に投稿した動画から、どんな形式のコンテンツが伸びやすいのかを把握しておくのも非常に大切。
有名な話で言うと、人気YouTuberのヒカルさんは、動画の中で他の人では出来ないようなお金を使う形式が視聴者に受けて、大きくチャンネルを伸ばしていきました。
自分のチャンネルでどんな動画が伸びやすいかを知っておくと、そちらに合わせてネタを考えれるのでチャンネルの成長を加速出来ます。
大事なのが、数字しか見ない事。
過去の動画の数字を見て、どんなコンテンツが伸びやすいかは常に分析するようにしましょう。
YouTube動画の伸びるネタを出すアイデア6選
実際にYouTubeのネタをどのように考えれば良いのかの方法を6つ紹介していきます。
現在コンテンツのネタに困っている人も、以下で紹介する6つの方法で考えていくと、伸びる企画を考えれるはずです。
視聴者に募集する
最も手軽に出来るのが、動画のネタを視聴者に募集する事。
先程も解説した通り、自分が考えているイメージと視聴者からの見え方にはギャップがある場合があります。
特に再生回数が日に日に落ちている場合には、ギャップが開いていっている可能性があるので、視聴者から募集した企画に取り組んでみるのがおすすめ。
YouTubeで「企画募集」と検索すると、ご覧のように多くのYouTuberがネタを募集しているのが分かります。
他にもTwitterやInstagramのストーリー等で、企画を募集しているシーンは多く見ます。
また自分で募集するだけでなく、同じジャンルのチャンネルがネタ募集をしていたら、自分でも使えるネタがあるかもあるのでしっかりと目を通しておくようにしましょう。
既存の動画を真似る
他のチャンネルが過去に投稿した、既存のコンテンツのネタを真似るのも方法の1つです。
ご覧のようにYouTubeには同じようなネタで多くの動画が投稿されています。
ただ内容を完全に真似ても、独自性がなくて面白くないので、「既存の動画+自分のチャンネルだからこその独自性」でコンテンツを作るのがおすすめ。
- ぼったくりバー✖️弁護士
- 瓦割り✖️空手家
少し極端な例ですが、独自性とはこのような事です。
ちなみに他の人が出した既存の動画のネタを真似るのは法律的に大丈夫なのか心配に思ったかもしれませんが、アイデアを真似る事は著作権違反にはなりません。
YouTubeもアイデアに関する著作権について記載しています。
アイデア、事実、プロセスは著作権の対象ではありません。著作権法によると、著作権保護の対象となるには、作品に創作性があり、かつ作品が有形媒体に記録されている必要があります。名称やタイトルそのものは著作権保護の対象ではありません。
YouTubeヘルプより引用
YouTubeには、このような企画とタイトルが同じ動画が幾つもあります。
ですが、タイトル・企画のアイデアが同じでも具体的な映像が異なると、著作権侵害には当たらない可能性が高いのです。
また既存の動画を真似る方法として、自分と同じジャンルのチャンネルの動画の中から出来そうなネタがないかを探すのも方法の1つ。
自分と同じジャンルのページにいって、伸びている企画でないと意味が無いので、再生回数順にソートして順番に出来そうなネタがないかを探していきます。
もちろん、同じようなネタで動画を出すにしても内容を丸パクリではなく、少しずらしたりコンテンツを追加したりとユーザー体験を高めるように必ずしてみて下さい。
過去に出した動画の切り口を変える
自分のチャンネルで過去に投稿した動画の切り口を少し変えると、ネタになる可能性は非常に高いです。
例えば、女子の目線からの恋愛テクニック等を発信している「幻ついんず」は切り口を上手く変えて動画を出しています。
以下の動画は、LINEでの脈ありサインを紹介していく企画。
真逆を考えれば、脈なしサインに関するコンテンツも作れる訳です。
実際、動画を上げていますね。
また同じ「男子のモテるLINE」というネタでも、切り口や見せ方によって、これだけの動画が作れています。
タイトルや動画の内容が全く同じだと視聴者も気になるので良くありませんが、ご覧のように見せ方を変えると、再生回数が激減する事もありません。
また企画の中で取り上げた一部分をピックアップして、1本の動画にする事も可能。
わかりやすくする為に図で解説します。
既に出した動画の一部を広げて、ご覧のようにネタを連想していく事も可能なのです。
海外でバズっている動画を取り入れる
事業でも良くある事ですが、海外で少し前に流行ったネタを日本に持ってきたらバズる、というのがYouTubeでもあります。
実際に例を挙げると、例えば3~4年前にエンタメ系の人気YouTuberが一気に動画を投稿した「熱した鉄球を~してみた」という企画。
これも日本で流行り出す1~2年前に海外でバズったネタです。
調べてみると、日本語圏で5年以上前に動画のネタにしている人はいませんでした。
つまり海外でバズったもので、まだ日本では見ないネタを出すと再生回数が出せる可能性があります。
というのも、生まれ育った国によって考え方も違うので、面白いと感じるコンテンツも異なりますが、かなりバズっているネタは世界共通で面白いと捉えられる可能性が高いからです。
海外、特に英語圏のアメリカ等の急上昇にどんなコンテンツが載っているかは常にリサーチしておくのがおすすめです。
ちなみに海外のYouTubeの急上昇を見るには、アカウントの設定を日本から変更するのが一般的ですが、そんな事はしなくとも把握する事が可能。
「YouTubeで人気 アメリカ」と検索します。
一番上に出てきた「YouTubeで人気」というチャンネル。
2950万人も登録者がいますね。
こちらのチャンネルは、YouTubeが公式に作成していて、アメリカでリアルタイムで人気のコンテンツを見れるものです。
再生リストになっていますが、「今人気の動画」の欄を見ると、ご覧のように急上昇に掲載されているコンテンツが表示されます。
ちなみに、「youtubeで人気」とだけ検索すると、日本版も出てきます。
上記チャンネル内の「今人気のビデオ」と、実際のYouTubeの急上昇の欄と比べてみると、ご覧のように一致していますよね。
同様の方法で様々な国の急上昇を確認する事が可能です。
アメリカ版のように検索した時に一番上に表示されない事もありますが、「フィルタ」から「チャンネル」を選択すると、見つけられるはず。
とはいえ、上記方法は各国での急上昇を見る方法であり、海外のYouTubeで検索した時の結果を見たい場合にはアカウントの設定から国自体を変更する必要があります。
トレンドの内容から作ってみる
続いてトレンドの内容からネタを作ってみる方法。
トレンドと言っても、日本国民のほとんどが知っているような流行の内容でなくても構いません。業界や自分のジャンルで話題になっているもので十分です。
トレンドの内容は、やはり再生回数を取りやすいです。
最近は、様々なYouTuberが不倫や不祥事などで炎上していますが、それに伴って炎上した内容を取り上げるYouTuberが多く生まれています。
このようなコンテンツは人の揚げ足を取るようなものなのでおすすめはしませんが、人気者の炎上はやはり話題性の高いネタで再生回数を稼げる訳です。
2020年にはアニメ「鬼滅の刃」が社会的なトレンドになりましたね。
主題歌をカバーしたような企画はもちろんの事、料理系やクイズ動画など、様々な形式のネタで動画が投稿されて再生回数を伸ばしました。
トレンドの内容は多くのチャンネルが動画を投稿するので、同じ題材を扱っていれば関連欄に表示される可能性が。
上記の鬼滅の刃関連の動画も、関連欄に違うチャンネルのコンテンツが3本表示されていますが、2本が似たネタ・1本がアニメ違いの同様の企画でした。
つまりトレンドの内容で動画を作ると、他のチャンネルからどんどん流入する可能性があるのです。
ただ、もちろんジャンルによって出来るネタはある程度決まっているので、無理矢理トレンドの内容を自分の動画に合うようにねじ曲げてネタを作るのは駄目です。
トレンドはSNS等を見ていると把握出来ますし、Google Trendを活用すると本当に今話題になっているのかを判断する事が可能です。
先程例に挙げた「鬼滅の刃」でも、ご覧のように現在はトレンドと言える程の注目は集めていない事が分かります。
キーワードから逆算する
最後に、キーワードから逆算して動画のネタを考える方法です。
特にチャンネル開設初期だったり、何本も動画を投稿しているものの中々伸びていない人は、おそらくこの方法が最も効果があります。
キーワードと言っても、今回の記事で紹介する内容の場合は2つあります。
- YouTube検索でのキーワード
- Google検索でのキーワード
まず①から。
YouTube内で検索した時に「登録者<再生回数」が成り立っていれば、多くのユーザーに需要があるキーワードである可能性が高いです。
例えば「ストレッチポール 使い方」というキーワードで検索してみます。
ご覧の通り、上位に表示されている動画は、どれも「登録者<再生回数」が成り立っている事が分かります。
特に3,4番目に表示されているチャンネルは、登録者約2,000人で5万回近く再生されています。
ちなみに「ストレッチポール 使い方」はYouTubeで月間12,100もインプレッションがあるキーワード。
登録者数が少なくても上位表示が可能な上に、インプレッション数も高いので、狙い目のキーワードである事が分かります。
続いて②のGoogle検索でのキーワードについて。
最近は多くのキーワードで、Googleの検索結果に動画が表示されます。
先程と同じ「ストレッチポール 使い方」をGoogleで検索してみます。
4,5位にYouTubeの動画が表示されています。
ちなみに、今回のキーワードでは上記のように表示されましたが、多くの場合は動画欄が囲って表示されています。
Googleは世界で最も使われている検索エンジンなので、検索結果の上位にYouTubeの動画が表示されると、動画への多くの流入が期待出来ます。
とは言え、全てのキーワードで動画が表示される訳では無いので、しっかりとリサーチする必要があります。
(似たキーワード「ストレッチポール 効果」では、ご覧のように動画が検索結果に表示されていません。)
つまり①,②を総合的に見て、狙うキーワードを決めた上で動画のネタを考えるのです。
キーワードから逆算して動画を作成する場合には、ここまでで紹介したようにYouTubeとGoogleの両方で実際に検索してみて、狙うか否かを判断します。
とはいえ、実際にリサーチしてみると分かりますが、様々なキーワードで検索していくのはかなり時間と労力がかかります。
今回の記事では「ストレッチポール 使い方」という狙い目のキーワードのみを紹介しましたが、仮にストレッチポール関連のコンテンツを作成しようと思った場合には、様々なサジェストキーワードを順番に調べていく必要が。
狙い目のキーワードが見つからない場合には、次のように更にサジェストを絞ってリサーチしていく必要があるのです。
上位表示されている動画投稿者の登録者や再生回数、Googleでも検索してみて動画が表示されているかどうか…
1つの動画のネタを作るのにこれだけのリサーチをする必要があるのです。
あくまでもYouTubeチャンネルを伸ばしていくには、高品質で視聴者の期待値を超えるコンテンツを作成するのが本質なので、リサーチはツールを使用して時短で行うのがおすすめ。
YouTubeのリサーチに使えるツールは様々ありますが、特におすすめなのが「YT Rival Finder」。
YT Rival Finderを使うと、リサーチをワンタップで終わらせる事が可能になります。
例えば「ストレッチポール」というキーワードをリサーチしてみます。
ご覧のように「ストレッチポール」に関連した853件のキーワードの情報が表示されます。
先程の例で紹介した「ストレッチポール 使い方」のデータも、2番目に表示されていますね。更に注目して見てみます。
「サジェスト」の欄では、GoogleとYouTubeにおいて、サジェストキーワードとして表示されるワードかを示しています。
「月間Imp/関連動画」の数値が1より大きければ、「YouTube内の需要が多いのに対して供給が少ないキーワード」だと判断する事が出来ます。
また「G検索上の動画順位」は先程紹介した通り、4位になっていますね。一番右の「動画詳細」をクリックすると、Google検索上に表示されている動画の詳しい情報を確認出来るようになっています。
つまりわざわざGoogleで検索しなくとも、動画欄が何位にあって実際に表示されているコンテンツの情報まで把握できる訳です。
リサーチにかかる時間をかなり短縮出来るのが理解出来るかと思います。
ちなみに費用は月額3,980円と、1日あたりコーヒー1杯分。短縮出来る時間を考えると、圧倒的に元を使える価格設定になっているので、自分のジャンルのキーワードで検索してみて下さい。
【まとめ】戦略立ててYouTubeのネタを考えよう
YouTubeのネタを考える際に使える6つの方法を紹介してきました。
伸びない人程、自分の頭だけで企画を考えているケースが多いです。自分で考えているイメージと、視聴者からの見え方には大きなギャップがある事は常に心に留めておくようにしましょう。
今回様々な方法を紹介してきましたが、チャンネル開設初期だったり、何本も動画を投稿しているものの中々伸びていない人に特におすすめなのが「キーワードから逆算してネタを作る」事。
YouTube内の需要が多いのに対して供給が少ないキーワードを見つけた場合にはチャンスです。Google検索上の動画の順位も確認した上で、動画を作ってみましょう。
そんなキーワードのリサーチは自力で行う事も可能ですが、時間と労力がかかりすぎて非効率的なので、ツールを使用して自動化するのがおすすめ。
特におすすめのツール「YT Rival Finder」を使うと、リサーチをワンタップで終わらせる事が可能になります。
短縮出来る時間を考えると、圧倒的に費用対効果が見合う価格設定なっているので、自分のジャンルのキーワードで検索してみて下さい。