こんにちは!
TubeBox編集部のジンです。
突然ですが、YouTubeのツールって色々ありますよね。日本製だけでなく、海外のものも合わせると数多く存在します。
とはいえ、
「YouTubeの分析ツールって使ったほうがいいの?」
「使うとしたら、どれを使えばいいの?」
そんなことで、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、YouTubeの分析ツールの必要性と、おすすめのYouTube分析ツール10選をご紹介します。
実際に、編集部の方で”課金して調査したものもある”ので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
それではみていきましょう!
本記事のポイント
- チャンネル立ち上げ初期は検索流入が多くなる為、ツールによる競合の分析がマスト
- YouTubeは世界第2位の検索エンジンの為、検索を意識した動画制作が重要
- 分析ツールは海外の方が機能は多いが、費用やキーワード分析の精度から日本製がおすすめ
- 中でも一番精度が高いリサーチツールとしては、YT Rival Finderがおすすめ
- 一瞬で上位表示されている伸びやすい動画のキーワードを取得可能
YouTubeのツール分析をおすすめする理由
まずは、本記事でのポイントである「YouTubeのツール分析をおすすめする理由」をお話ししていきます。
具体的な3つの観点から説明するので、ぜひ参考にしてください。
立ち上げ初期は動画のキーワードが超重要
YouTubeに有益な動画を上げれば、ユーザーが勝手に見てくれると思っている人もいるでしょう。
しかし結論としては、初期の頃はAIがどういったチャンネルかを判定する期間でもある為、属性を絞った動画投稿が重要と言えます。
立ち上げ初期から視聴属性がぶれたジャンルの動画を投稿していると、AIが勘違いをして想定とは違ったユーザーをチャンネルに送ってしまう可能性が。
結果的に再生回数がふるわないチャンネルになってもおかしくありません。
であれば、初期はしっかりと検索需要に即した動画を作り、チャンネルの地盤を固めるべきであると言えます。
事業目的の弁護士チャンネルの例を考えてみます。
時事問題といったトレンド性が強いものではなく、検索需要がありそうな事例や、状況に応じたお悩みキーワードから動画を作るべきと言えます。
理由として、時事問題を扱うとエンタメ属性のユーザーに視聴されやすいチャンネルとなり、目的である顧客リストの獲得が難しくなってくるからです。
目先の数万再生を追うのではなく、確実に検索流入があり、顧客となりうる1,000再生を狙うことを心がけましょう。
競合のチャンネルをリサーチすることがチャンネルを伸ばす上で非常に重要
YouTubeはジャンルごとに、市場が伸びるケースが大いにあります。
例えば、2019年の漫画動画。様々なチャンネルが作られ、今では数十万登録者が当たり前のYouTubeきっての一大ジャンルとなっています。
ブームが起こる最大の理由は、関連動画の存在。
関連動画の機能がある事で、YouTubeチャンネルは競合と共にジャンルごと市場が盛り上がっていきます。
つまり、ツールで事前にどういったジャンルが今後トレンドになりそうなのかを知っておく必要があります。
他人の動画がバズったとき、あなたの動画も波に乗れるよう準備をしておきましょう。
YouTube SEOを意識する必要があるから
ツールを導入する理由の最後は、YouTubeのSEOを意識する必要があるからです。
近年、Googleの検索上に動画が増えていますし、YouTube上での検索も非常に増えていっています。
YouTubeは世界第2位の検索エンジンですが、だんだんと動画で解決策を知りたいという需要が高まっています。
このトレンドは2021年以降も続くことでしょう。
つまり、今まではテキスト記事で大丈夫だったものが動画にどんどん置き換わっていっているのです。
そのときに上位表示されるコンテンツを作るには、リサーチが必要不可欠であると言えます。
もちろん人力でも問題ないかもしれませんが、時短をしてコンテンツ制作に費用と時間を注ぎ込んだほうが最終的に得られるリターンは大きいと言えます。
おすすめのYouTubeデータ分析ツール10選
ここからは、編集部が実際に課金した上で、どういったYouTubeの分析ツールが存在するのか?おすすめは何なのかを紹介していきます。
TubeBuddy|YouTube分析ツールおすすめ①
TubeBuddyはYouTubeチャンネルの運営を包括的に支援するツールです。一部機能は無料で使えますが、本格的に利用するとなると有料のプランが必要です。また、多機能ではあるのですが、海外製なのでキーワード分析や最適なタグの抽出機能はイマイチな印象を受けます。Chromeの拡張機能にもあるので、とりあえず無料で導入してみるのは良いかもしれません。
kamui tracker(カムイトラッカー)②
kamui trackerは、日本の株式会社エビリーが運営する分析ツールになります。こちらも一部機能は無料で使える形で、有料になっています。2016年からツール開発をしているので膨大なデータを所有しており、特に広告代理店が広告をどういったジャンル、YouTuberに出すと良いのかを判断する際に非常に有効です。
一方でYouTubeを伸ばすという観点からすると少し使いづらい部分もあり、また随分と前から開発しているので見た目はイマイチ使いづらい印象もあります。有料のプランは月額10万円~となっており、最低でも数ヶ月間契約をしないといけない為、動画マーケティングにある程度の予算があり、YouTuberに対して案件を自発的に振りたい企業が利用すると良いといいのかもしれません。
NoxInfluencer(ノックスインフルエンサー)|YouTube分析ツールおすすめ③
NoxInfluencer(ノックスインフルエンサー)は、中国に本社があるノックスデジタルエンターテインメントが開発したYouTubeチャンネル分析サービスです。
検索窓に分析したいYouTubeチャンネルの名前やURLを検索すると、グローバルランクや国/地域ランク、Noxスコアと呼ばれる数値などがダッシュボードに表示されます。
気になる競合YouTuberチャンネルのアップロードされた動画や、アドセンスの月間推定収益、過去のチャンネル登録者数の推移といったデータをグラフで詳しく把握できます。
NoxInfluencer(ノックスインフルエンサー)を利用した印象としては、チャンネルの概観を素早くつかめるという点は良いかもしれませんが、ツールの正確性にやや不満があります。
ノックスインフルエンサーは、実はYouTubeだけでなく、InstagramやTikTokで人気のアカウントデータも知れるのでSNSマーケティングにも活用できます。
ただ、海外のツールに有りがちな特徴として、おかしい日本語があったり、予想収益が大体の目安であったりといい加減。
「競合のチャンネルの伸び率を知り、ジャンル選定の目安にする」といった使い方をするのがおすすめの分析ツールだと言えます。
SocialBlade|YouTube分析ツールおすすめ④
SocialBladeはNoxInfluencerと同様にSNS関係の情報を一度に取得できる分析ツール。
例えば、YouTubeチャンネル「ちびーず」で検索してみると、以下のように情報が一度に出てきます。
個人的にはYouTubeチャンネルの伸び率を調べるのであれば、比較的サイトが軽いSocialBladeを推奨しています。
同様に、Twitterアカウント等の伸び率も調べられるので、SNSマーケティングを勉強したい方は、利用しておいて損はないでしょう。
YTサムネテスター|YouTube分析ツールおすすめ⑤
YTサムネテスターは、編集部が開発した国内初のYouTubeのサムネイルABテストツール。
YouTubeの動画は公開して終了、と考えている人が多いですが、全くそんな事はありません。公開後もより再生されるコンテンツとなるようにテストを行う事が大事です。
公開後に再生回数が伸びないから動画の企画自体を変える事は困難ですが、サムネイルなら簡単に変えられます。
サムネイルはCTR(クリック率)の向上に大きく貢献する大事な要素。
トップYouTuberの多くは複数のサムネイルを用意して、どれが再生回数が伸びるかを常に分析しています。
YTサムネテスターでは、用意したサムネイルを2枚用意して期間を設定するだけで、自動的に期間内でABテストを行ってくれ、効果のある方を選別してくれます。
YouTubeの運用者には必須の分析ツールなので、一度試してみるのが良いでしょう。
AZTECA(アステカ)|YouTube分析ツールおすすめ⑥
アステカは最近リリースされた、日本製の分析ツールになります。キーワードを入れるとYouTube検索の上位動画が表示され、過去の総視聴回数や1日の平均視聴回数、動画公開先のチャンネル登録者を調査できます。
YouTubeで公開した動画IDとキーワードを入力すると、キーワード順位・再生回数・高評価/低評価・チャンネル登録者数・動画タイトルのデータを1日単位で把握することもできます。
ただ、まだ立ち上げ初期ということもあり実際に入力をしてみたところ、レスポンスが返ってきませんでした。実際にどういった形でYouTuberさんが使用しているのかが見えづらく、まだまだ不透明なツールであるといえるでしょう。
ahrefs|YouTube分析ツールおすすめ⑦
ahrefsはSEO事業者には非常に有名な海外製ツールです。
YouTubeの分析で使える機能としては、「Keywords Explorer」が有効的.
ただ画像を見ても分かる通り、取得できるデータが2019年12月で止まっており、日本語圏でのサポートは現状イマイチと言えます。
また、最低でも月額99$かかるので、よっぽど余力があるYouTube事業者でない限り課金はおすすめしません。というよりSEOメディア運営の必携ツールですので、YouTube領域のツールではないことは頭に留めておきましょう。
ytcockpit|YouTube分析ツールおすすめ⑧
ytcockpitは海外の分析ツールで、メインの機能としてはキーワード系があげられます。こちらも数年前から存在するサービスにはなるので、やや使いづらい点があるかもしれません。
また、費用は中のプランで月額39ドル。実際に使用してみましたが、海外ということもあり日本語のキーワードの精度がやや微妙なのかなといった印象がありました。
VidIQ|YouTube分析ツールおすすめ⑨
VidIQはchromeの拡張機能で有名な分析ツールです。無料でDLができ、有料のプランであればYouTubeの最適なタイトルキーワードやタグが把握できます。こちらも同様海外ツールではあるので、正確性にやや欠ける形ではあります。
一方で、無料でも多種多様な機能がまんべんなく使えるので、気になる場合は一度Chromeの拡張機能版をDLしてみて判断するのが良いと思います。動画を見ているとタグが表示される機能は比較的使いやすいと思います。
YT Rival FInder|YouTube分析ツールおすすめ⑩
YT Rival Finder は何を隠そう、編集部が開発した日本初のYouTubeチャンネルの分析ツールです。
ahrefsや、VidIQ,ytcockpitなどを実際に課金し、「もっとこの機能があれば良いのになぁ・・・」とリサーチをした上で作ったので、ハイクオリティかつ低価格でしかも、日本のYouTube運営事業者の方向けのツールを完成させることができました。
具体的な機能としては、
- 完全な検索ボリュームの把握
- おすすめキーワードの一括表示
- 参入難易度のカラーわけ
- Googleトレンドの表示
- 競合の動画詳細
などを、一気に取得することが可能です。
実際にYouTubeをやられている現役プレイヤーの方から、広告代理店の企業さん、まで幅広い業種、業態の方に利用されています。
実際の感想を一部公開します。
YouTubeの立ち上げ~グロースには必携ツールとなっているので、ぜひ使ってみてください。
無料でも3ワードまでは、リサーチができるので、一度試してみるのが良いでしょう。
YT Rival Finderで伸びやすい動画を分析してみる
YouTubeでおすすめの分析ツールまとめ
今回は、YouTubeのおすすめツールを紹介していきました。
日本、海外のツールはどれも一長一短あり、自分のチャンネルフェーズに合ったツールを使えると良いでしょう。
もし現時点でチャンネルが立ち上げ段階であったり、企画のリサーチで悩んでいる場合は、動画制作の前に伸びている動画の特徴を分析することをおすすめします。
YT Rival Finderを使えば、サムネ・タイトルワード・動画需要・競合の動画投稿本数などを瞬時に把握できるので、再生回数がとれやすい動画を見つけて、新規の動画作成に活かせます。
動画投稿されている方は、低評価よりも、より良い動画を作成する方に目を向けて、これからも取り組んでいきましょう。
YT Rival Finderで伸びやすい動画を分析してみる
さぁ、次はあなたの番です。あなたの使っているツールはありましたか?ぜひコメント欄で、使っているツールについてや、オススメのツールについて教えて下さいね。