YouTubeの登録者1000人を最短で突破する方法

YouTube-subscriber

YouTubeの収益化条件の1つである登録者1000人は、チャンネルを開設した人に最初に立ちはだかる壁だと思います。

既に知名度のある人や何か一芸に秀でたものがある人ならすぐに1000人を超えてきますが、そうで無いと1年間かかる事も稀ではありません。

今回は最短でチャンネル登録者1000人を突破する為に、具体的にやるべき事を紹介していきます。

本記事のポイント

  • YouTubeのチャンネル登録者1000人を超えるにはリサーチが命
  • ジャンルの選定で伸びるポテンシャルが決まる
  • 同ジャンルで既に伸びているチャンネルを真似るのも重要
  • キーワードを狙って動画を投稿していく事で、YouTube内での露出を増やしていける
  • キーワード分析におすすめのツールは「YT Rival Finder」
  • 伸びる穴場キーワードを簡単に見つけられる

youtube-subscriber 1000-recommend tool

YT Rival Finderを見てみる

YouTubeチャンネルの登録者1000人を超えるには、事前の分析が最重要

YouTubeチャンネルの登録者1000人を最短期間で突破するには、事前の分析が最重要です。

なんとなく初めてすぐに1000人を突破する場合もありますが、余程演者の能力がないと難しいでしょう。

というのも、YouTubeは2020年段階で毎分500時間分の動画がアップロードされている巨大プラットフォーム。

とりあえずで動画を投稿していても膨大な数の動画の中に埋もれてしまい、そもそも見られもしません。

  • どのジャンルが今人気なのか
  • どんな動画が受けているのか
  • 伸びているチャンネルの編集はどんな感じか
  • 自分のチャンネルの強みは何か
  • ・・

動画を投稿しているチャンネルの中で登録者数1000人を超えているのは、全体の15%程度だと言われています。

ほとんどのチャンネルが特にリサーチもする事なく動画を投稿しているので、しっかりとリサーチをするだけで上位15%には確実に入れます。

ジャンルの選定

ジャンルの選定は、当然の事ですが自分の強みや興味のある事を活かすのが一番です。

ただYouTubeではジャンルによって伸びやすさが違う上に、競合の多さや強さも異なります。また自分の興味のある事があまりにもニッチで需要がない事も考えられます。

YouTubeの伸びやすいジャンルを選定する方法は、大きくYouTube内でのリサーチとYouTube外でのリサーチの2種類があります。

以下では、伸びやすいジャンルを選定する2つの方法を紹介します。

YouTube内からのジャンルからの選定

まずはYouTube内からのジャンルの選定。

YouTube内からのジャンルの選定で、簡単に出来るのは以下の2つ。

  1. 伸びているチャンネルを見つける
  2. 伸びているキーワードを見つける

それぞれ解説します。

①は、「kamui tracker」というツールを使います。

YouTube-kamui tracker-trend channnel

上記がツール内の「トレンドチャンネル」の画面。直近7日間のチャンネル登録者増加順に並んでいます。

直近7日間なので、古いチャンネルや既に衰退してしまったチャンネルが出てこなく、現在進行形で伸びているもののみが出てきます。

スクロールしていき、気になったチャンネルを見て、参考にして自分でチャンネルを作れないかを考えます。

  • 真似できるのか
  • チャンネル内で伸びているテーマを元に、新たにチャンネルを作れないか
  • チャンネルを参考に、自分なりにアレンジしてチャンネルを作れないか

このような事を考えて、順番にチャンネルを見ていきましょう。

②は、YouTubeでよく使われる抽象的なキーワードで検索してみて、出てくるチャンネルからジャンルを選定する方法です。

YouTubeでよく使われる抽象的なキーワードを幾つかあげると、例えば以下のようなもの。

  • 簡単
  • おすすめ
  • レビュー
  • ○選
  • 解説
  • やってみた

「おすすめ」で検索してみます。

YouTube-recommend-research result

視聴回数順にソートして、期間も「今週」や「今日」でフィルタリングします。

YouTube-filter by views

動画を順に見ていって、「再生回数>チャンネル登録者数」が成り立っているコンテンツを見つけます。

例えば以下の動画。

YouTube-More views than subscribers video

再生回数がチャンネル登録者よりも多いですよね。

「再生回数>チャンネル登録者数」が成り立っているコンテンツは、YouTube内での高い需要に対して供給が追いついていないネタだと判断出来ます。

チャンネルが過去に投稿した動画を見てみます。

YouTube-Slow Robot Battle-channnel

直近18本の中で16本もの動画が、現時点でのチャンネル登録者2.6万よりも再生回数を上回っていました。

動画の内容は全て「スパロボ30」に関するものですね。YouTubeで検索してみます。

YouTube-super robot 30-research result

上位の動画を見ると、どれも「再生回数>チャンネル登録者数」が成り立っていました。

つまり現時点で「スパロボ30」は穴場キーワードの1つだと判断できます。

このキーワードを元にチャンネルを作れないかを考えます。

例えば先程紹介したこちらのチャンネルは、スパロボ関連の動画のみを投稿していて、伸びています。

YouTube channnel-related to super robot

このように抽象的なキーワードで検索してみて、穴場キーワードを探し、そのキーワードからチャンネルを作れないかを考えると、伸びやすいチャンネルを作れます。

YouTube外からの選定

続いてYouTube外からのジャンルの選定。

YouTube外からのジャンルの選定は言い換えると、市場からジャンルを選定する方法です。

かなりニッチなジャンルや、まだYouTube内で開拓されていないようなジャンルを探し出す事が出来ます。

例えば、占いは昔から様々なテレビで取り上げられたり、今でも朝のニュース番組では星座占いを毎日やっていて人気ですよね。

Googleトレンドで需要の推移を見てみましょう。

google trend-Fortune-telling

過去5年間でほとんど変化なく人気がある上に、市場規模も1兆円近くあるので、今後も占いはジャンルとして需要がある事が判断出来ます。

YouTube単体でどうか、ではなく市場全体としてマクロで伸びるジャンルなのかを判断するのかが重要です。

このようなジャンルを探す上で使える媒体やサイトを幾つか挙げてみます。

  • テレビ
  • インスタグラム
  • udemy

インスタグラムでジャンルを探すには、特定のキーワードで検索してみて探していくのが効果的。

例えば「ダイエット」で検索してみます。

instagram-diet-research

出てきたアカウントに適当に飛んでみて、投稿に使われているハッシュタグを見てみましょう。

instagram-diet channnel-hashtag

ある投稿では上記のハッシュタグが使われています。

例えば「#食べて痩せるダイエット」と言うハッシュタグを見てみると、約9.4万件の投稿が。

YouTube-eat and diet-hashtag

このような数値である程度の市場規模が予想できます。

つまり食べて痩せるダイエットに関する動画を投稿するYouTubeチャンネルにも、一定の需要があるという事です。

Instagramの「#食べて痩せるダイエット」と言うハッシュタグがついた投稿を見てみて、動画の切り口の参考にも出来ますね。またインスタで受けている切り口があって、まだ同じようなものがYouTubeにない場合は、一気にチャンネルを伸ばしていける可能性が高いです。

Instagramの他にも、udemyは使えます。

udemyの中で最近人気のある教材や、アメリカで受けていて日本ではまだ無いものはYouTubeのジャンルとして使える可能性が高いので、リサーチの段階で見ておくと良いでしょう。

ベンチマークするチャンネルの選定

YouTubeはジャンルによって、伸びるフォーマットがある程度決まっています。

というのも、ジャンルの中で人気チャンネルのサムネイルは多くの人に使われるし、企画も似たようなものが多いです。

例えば自重トレーニングを解説するチャンネルでは、「10分間トレーニング」という企画をよく見ます。

YouTube-weight training-video

ベンチマークとなるチャンネルを選定すると、ジャンルの中で伸びている動画が分かる上に、それぞれのチャンネルの切り口が分かり自分のアプローチの仕方を考える良い材料になります。

チャンネル登録1,000人を目指す段階では、登録者数が1,000~50,000くらいの現時点でも伸び続けているチャンネルをベンチマークにすると良いでしょう。

競合チャンネルを選定して、見るべき要素は以下の通り。

  • 動画の内容(切り口・キャラクター等)
  • 動画の長さ
  • サムネイル(何が写っているか?・背景には何がある?・文字の大きさやフォントは?)
  • チャンネル内で伸びている動画
  • コメント(どんなコメントが多い?)
  • 投稿頻度
  • 導入文(どんな導入文を言っている?)
  • カットの尺
  • 演出(効果音・アニメーション・BGM)
  • オープニングとエンディング

自宅で出来るトレーニング系のチャンネルを例に出して見てみましょう。

ベンチマークとするチャンネルを探すには、YouTubeで「自宅 トレーニング」等のジャンル内で検索されそうなキーワードを入れて、「チャンネル」でフィルターをかけます。

YouTube-how to find rival channnel

すると、ご覧のように自宅トレーニング系の動画を上げるチャンネルが出てきます。

YouTube-home training channnel

このように検索してみて、競合チャンネルを探していきます。

先程、競合チャンネル内で見るべき要素を解説しましたが、特にコメント欄は自分のコンテンツ作成に役立てれるものが多く詰まっています。

例えば、とある自宅トレーニング系の動画には、次のようなコメントが多く寄せられていました。

YouTube-rival channnel-comment

上記は、そのまま視聴者の需要を表していますよね。

このような競合チャンネルのコメントをしっかりと集めておくと、他のチャンネルにはないけど需要がある要素を動画内に反映出来るようになります。

コンセプトを決める

ベンチマークに選定したチャンネルを見て、コンセプトを決めます。

コンセプトとは、チャンネルのポジションのようなもの。伸びているチャンネルはコンセプトがはっきりしているケースがほとんどです。

例えば、一括りに「コスメ紹介系のチャンネル」と言っても、デパコスや韓国コスメに特化したチャンネル等、様々なコンセプトが考えられます。

YouTube-introduce cosme-channnel

また有名な「ズボラストレッチ」は、単にストレッチのチャンネルではなく、”ズボラでも出来る”というコンセプトを持たせる事で、すぐに挫折してしまう人にも興味を持ってもらいやすくなっています。

youtube-zobora stretch channnel

このように大きい市場を狙いにいくのではなく、大きい市場の中で更にターゲットを絞ると有効な差別化になります。

コンセプトは必ずしもチャンネル名やヘッダーに記載する必要はありませんが、発信の核となるものなので、持っていないと登録者1,000人に到達するのは難しくなります。

チャンネルの切り口や差別化するのが難しい場合には、キャラクターや動画毎の切り口を

キーワードのリサーチ

YouTubeチャンネルを開設して間も無い段階で、登録者1000人を目指すには検索からの流入が非常に重要になります。

というのも、他のチャンネルの関連動画に表示されたり、露出を増やしていくにはYouTubeからの信頼を獲得する必要があります。

YouTube側も有名動画の関連動画欄に、立ち上げたばかりでほとんど再生されていない、よく分からない動画を載せたくはありませんよね。

youtube-new channnel video-not display related video

YouTubeの動画は、バラエティー番組におけるキャスティングのようなもの。

バラエティー番組に出演するお笑い芸人を選ぶ際に、長年信頼感のある古株の芸人と新人なら、前者がキャスティングするケースがほとんどです。

YouTube-popular comedian-casting

古株の芸人なら、一定の視聴者を連れてくるだろうという信頼があるからです。

実際に出演したら、新人芸人の方が面白い可能性もありますよね。

ただ新人芸人の場合は単純に過去の出演番組数が少ないので「出演させる事でどのくらいの視聴率が取れるのか?」というデータが不足しているのです。

とは言え、新人芸人でも出演した番組でしっかりと結果を残し信頼を獲得する事で、より多くの番組に呼ばれるようになりますよね。

YouTubeの新規チャンネルも同様で「どのくらい再生されるのか?」「どれだけ良い動画なのか?」がYouTube側が分からないので関連動画等に表示されないのです。

なのでまずは新人芸人が出演した番組でしっかり結果を残すように、YouTubeでも投稿した動画で信頼を獲得する必要があります。

YouTubeからの信頼を獲得する為には、以下8つの指標が大切。

  1. 視聴時間
  2. 評価とコメント
  3. クリック率
  4. 視聴維持率
  5. 回遊率
  6. 登録率
  7. 共有数
  8. セッション時間

上記の要素で良い評価を得れるのが、検索からの流入なのです。

というのも、YouTubeで検索する人は明確な意図を持っています。

「自宅 トレーニング」と検索する人は、「家で出来るトレーニングを知りたい」と思っている人なので、動画に興味を持ってもらいやすくなるのです。

なんとなくYouTubeを開いて出てきた動画を再生する視聴者とは全く異なります。

また何より、検索は初期チャンネルでもキーワードを意識すれば上位を獲得する事が可能。

つまりキーワードリサーチをしっかりした上で動画を作っていく事で、チャンネル登録者1000人をより早く達成する事が出来ます。

キーワードリサーチでは、自分のチャンネルに関連するキーワードで動画に出来そうなものを洗い出していきます。

方法は大きく5つ。

  1. YouTubeの検索窓
  2. YouTubeサジェスト
  3. 競合チャンネル
  4. 海外チャンネル

順に解説していきます。

①②はわかりやすいですよね。

①はYouTubeの検索窓にチャンネルに関連するキーワードを入れてみて、出てくるサジェストの中から探します。

YouTube-training-suggest keyword

②は「YouTubeサジェストキーワード一括DLツール」を使って、上記のようなキーワードを一気にさらっていく方法。

youtube-suggest get tool-training-research result

ツール内で「トレーニング」と検索すると、上記のようにサジェストキーワードが一覧で表示されます。

③は名前の通り、競合チャンネルの動画で使われているキーワードを参考にする方法です。

タイトルを見れば狙っているキーワードは分かりますよね。

例えば以下の動画は「キックボクシング 痩せる」というキーワードを狙っています。

YouTube-kickboxing lose weight

④は海外の急上昇や、自身のチャンネルに関連するキーワードを英語で検索してみて、海外のコンテンツを参考にする方法。

YouTube-change nation

海外の急上昇等を見る事が出来ます。試しにアメリカに設定してみましょう。

急上昇で海外ではどんなコンテンツが流行っているのかを把握したり、「home training」など自分のジャンルに関連するキーワードを英語で検索して、出てくる動画を参考に出来ないかを考えます。

YouTube-popular content-in America

①〜④を複合的に使って、自分のYouTubeチャンネルで使えそうなキーワードを抽出していきます。

検索流入を元に動画を作っていく

キーワードリサーチを元に、検索流入を狙って動画を作っていきます。

先程のリサーチでは大雑把にキーワードを抽出していましたが、実際に動画を作る際には以下の3点に注意する必要があります。

  1. 視聴者に需要のあるキーワードかどうか
  2. 比較的弱いチャンネルでも上位表示出来ているか
  3. YouTube内での需要に対して供給が追いついていないキーワードか

順番に説明していきます。

①は単純に、そもそもキーワードの需要が少なすぎないかです。

例えば「自宅 トレーニング 50代 女性」というキーワードを狙って動画を作ったとします。

仮に上位表示出来たとしても、そもそも「自宅 トレーニング 50代 女性」と検索する人はどのくらいいるのでしょうか?

月間のインプレッション数を見てみると、ご覧のように0でした。

YouTube-fifty women home training-impression

また②も実際に確認しておく必要があります。

「トレーニング」のようなキーワードは、人気でチャンネル登録者数1000人以下で上位表示を狙うのは難しいです。

YouTube-training-top display

では先程も例で出した「自宅 トレーニング 50代 女性」というキーワードならどうでしょう。

YouTube-fifty women home training-top display

ご覧のように登録者数1000人以下のチャンネルが一番上に表示されています。

もちろん上記のキーワードは先程も紹介したようにインプレッション数が0なので上位表示してもあまり意味はありませんが、開設初期や登録者数1000人以下のチャンネルでも上位表示出来ているかは確認する必要があります。

①,②程必須ではありませんが、③も当てはまると穴場キーワードである可能性が高いので狙い目。

③の「YouTube内での需要と供給」を見るには、「YT Rival Finder」というツールを使います。

例えば、ツールで「トレーニング」とリサーチしてみます。

YT Rival Finder-training-research result

「月間imp」がYouTube内での視聴者の需要、「関連動画本数」が供給を表しています。

つまり「月間imp/関連動画本数」の数値が大きい程、YouTube内での需要に対して供給が追いついていないという事です。

上記画像で言うと、「トレーニングウェア レディース」が需要に対して供給が追いついていない穴場キーワードだと判断出来ますね。

チャンネル登録者数が1000人以下の段階では、このような穴場キーワードを狙って動画を投稿していくと、効率的に登録者を増やしていく事が出来ます。

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YT Rival Finderを見てみる

【まとめ】徹底的にリサーチを行い、最短でYouTubeのチャンネル登録者1000人を突破しよう

YouTubeのチャンネル登録者1000人を最短で突破する上で、やるべき事を解説してきました。

毎日膨大な数のチャンネルが生まれ動画を投稿していっている中で、チャンネル登録者1000人をスムーズに突破するにはリサーチが不可欠です。

特にジャンルの選定から考え方がずれていると、いくら動画を投稿しても登録者1000人を突破出来ません。

また実際に動画を投稿していく中で重要なのが、しっかりとキーワードを狙う事。

登録者数が1000人以下のチャンネルは、動画の視聴データが少ないので検索からの流入でYouTubeからの信頼を高めていくのが効果的です。

おすすめのツール「YT Rival Finder」を使うと、登録者1000人以下も上位表示を狙える穴場キーワードをワンタップで探す事が出来るので、上手く活用して最短で1000人を突破しましょう。

youtube-subscriber 1000-recommend tool

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記事の監修

ジン

YouTube運営のノウハウやニュース、コミュニティ設計について.│漫画動画ch(事業譲渡済),Vtuberを使ったアフィ(7桁)など多数.│メルマガでは各種SNSの運営手法やTwitterで書ききれない話を発信中(毎週土曜,19:00).│再生回数が上昇するYouTubeツール→https://tube-box.com

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